ダイブコンピュータ比較一覧表|お勧めはどれ?

ダイコンNEMOを水没させてしまい再購入の検討のため作成しました。

おすすめのダイビングコンピュータ

新着情報 2024年5月、新製品の情報を追加しました。

 初めてのダイブコンピュータの選び方

この「ダイブコンピュータ比較一覧表」のページを最初に公開したのは、今から15年も前のこと。この間に、ダイビングコンピュータは、各段の進化を遂げました!。当時はまだ、「バックライト」の有無や、警告音の「アラーム」が鳴るか否か、「ナイトロックス対応」の可否が、ダイコンを選ぶ際の重要なファクターでしたが、今では何れも当たり前の機能となり、「デジタルコンパス」や「ソーラー発電」、「GPS」、「(Bluetooth等による)無線接続」、「カラー画面」など、選択基準となる機能や性能は、当時とは雲泥の差…。上を望めばキリがありませんが、値段にもキリがなく、どれを選んだらいいのか難しいのが実情です(汗)。そこで、ダイコンを選ぶ際のヒントになればと、おすすめのポイントを紹介していきたいと思います!。

ダイブコンピュータは、以前はアクアラングスキューバプロなど、ダイビング機材のメーカーのものが一般的でしたが、近年は、スントガーミンなど、スポーツウォッチやGPSウォッチで名を馳せた精密機器メーカーや、コンピュータ専業のベンチャー企業の参入が相次いでいます。スントやガーミンに対抗するのは、わが日本メーカーであるカシオの「海G」こと、G-SHOCK Master of Gシリーズです。1993年8月にスキューバダイビングにも使用できるISO規格に準拠したG-SHOCK初の200m潜水用防水仕様「FROGMAN DW-6300-1A」が発売され、以来様々なフロッグマンモデルが登場してきましたが、2016年6月、遂にダイビングコンピュータとしての機能を備えた「MASTER OF G-SEA FROGMAN GWF-D1000」が発売!。水深と温度計測に加え方位も計測、水面休息時間表示に浮上速度警告機能を備えています。

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ダイブコンピュータとは?

ダイブコンピュータとは、ダイバーが減圧症にならないために開発された機器です。Cカードのライセンス取得の学科講習で、ダイブテーブルの使い方を習ったのを覚えていますか?(笑)。減圧症にならずに安全に潜水できるための、潜水深度や潜水時間、次のダイブまでに必要な休憩時間などを調べ、ダイビングプランを立案するために使います。しかし、一般的なファンダイバーだと、インストラクターの指示に従って潜って休んでを繰り返すだけで、自分でダイブプランを立てることはまずしないので、1年も経てばダイブテーブルの使い方なんてすっかり忘れてしまいます…。しかし、潜っていて気が付いたら、インストラクターより数メートルも深くをずっと潜っていたなんてこと、ありませんか?。ダイブコンピュータは、身に着けているひと個人の、水深と時間をリアルタイムに計測し続けることで、より安全なダイビングを可能とすると同時に、最大水深だけから計算した潜水時間より、はるかに長い時間、潜っていられる様になりました!。ダイブコンピュータ(Dive Computer)を略して、「ダイコン」とか「DC」と呼んだり、「ダイビングコンピューター」と言う場合もあります。

ダイブコンピュータを選ぶ際のポイント

したがって、ダイブコンピュータに求められる一番重要な機能は、無限圧潜水時間や水面停止時間などを計算してくれる「コンピュータ・プログラム」であり、そこから外れた場合に音や光・振動(バイブレーション)等で警告を発して伝えてくれる「アラーム機能」であったりします。実は、この計算プログラム(アルゴリズム)は、幾つかの無限圧潜水理論に基づいて開発されているため、どのメーカーのダイブコンピュータも同じという分けではありません。一緒に潜ったバディと、水面停止時間や休憩時間が違ったりする場合もあり得ます。ただし、一般のファンダイバーが、そのアルゴリズムの違いを気にする必要は全くありません。そもそも、私にはその違いが理解できませんし…(笑)。それよりも、まずは、警告音やアラーム表示の方法、自動的に潜水モードになり自動的に安全停止時間が表示されること、途中で電池切れなんてならない様にバッテリー寿命が長いことやソーラー発電であること、などが、まずダイコンを選ぶ際のポイントとして挙げられます。

次に考えたいのは、「エンリッチドエア・ナイトロックス」に対応しているか否か。最近は国内でも、エンリッチドエアのタンクをレンタルできるサービスショップが増えました!。エンリッチドエアとは、通常は「窒素:酸素=79%:21%」の構成比を、酸素の濃度を21%より高めた混合ガスで、単にナイトロックス(窒素と酸素の混合気体)と言われることもあります。エンリッチドエアを使うことで、潜水時間に余裕が生まれ、ダイビングによる疲労も軽減されます。そのため、人より酸素の消費量が多く、一緒に潜っているメンバーに迷惑を掛けてしまうと心配するダイバーや、シニアダイバーには、あると助かる機能です。ただし、安全に使用するには正しい知識が必要となり、SPコースの取得が前提となりますが、今は持っていなくても、将来取得する可能性も考えておきましょう。

次は、「GPS」や「デジタルコンパス」、USB端子やBluetoothなどを搭載したパソコンやスマホとの「通信機能」、ログ分析など「専用アプリ」の有無など、様々な便利機能が増えていますので、必要に応じて選びましょう。ただし、これらの機能を使いこなすには、それなりのスキルと根気が必要で、おじさんには、もう付いて行けません…(汗)。私の場合、ログの記録本数も、当日か翌日にログブックに記録する分が残っていれば、十分です(笑)。

最後は、「トランスミッター」と「混合ガス」への対応。ここまでの機能を必要とするには、それ相応の経験とスキルを身に着けたダイバーですから、初めてダイコンを買おうと考えている人には、まず必要ありませんね、たぶん…(汗)。もちろん、『オレはプロの水中カメラマンを目指すんだ!』という様な人は別です。高価なトランスミッターがセットになった商品でなくても、対応しているダイコンなら、将来トランスミッターだけを買い足すことも可能です。

最後に、本当に「ダイブコンピュータ」であることだけは、絶対確認してください!。”ダイビング用”と謳いながらも、無減圧ダイブプランを計算できるプログラムやアラーム機能も搭載せずに、単に水深や潜水時間だけ計れる「な~んちゃってダイコン」もありますので、ご注意ください。安さに釣られて、間違って手を出さないように!(笑)。

当たり前の機能・あった方がいい機能・欲しい機能
  • オート潜水モード
  • ダイビング・ログ機能
  • ナイトロックス(Nitrox)対応
  • バックライトの点灯(手動/自動)
  • 警告音アラームの鳴動(音/バイブ)
  • 安全停止時間の自動表示
  • 耐圧水深(最大深度) 80m以上
  • 長さ調節できるストラップ(バンド/ベルト)
必要に応じて選ぶ機能
  • ソーラー充電
  • デジタルコンパス(方位計)
  • GPS
  • パソコン接続・スマホ(アプリ)連動(USB/赤外線/Bluetooth/Wi-Fi通信)
  • 残圧表示(トランスミッター接続)
  • カラー画面表示

ダイブコンピュータの画面表示例
ダイコンの画面表示例

 今注目のおすすめのダイコンは?

毎年のように新製品が登場するダイブコンピュータ、新機能が加わったり、デザインが新しくなって目移りしますが、基本性能だけに特化するなら、値段のこなれた型落ち機種も見逃せません!。現時点で私が買うなら、どのダイブコンピュータがおすすめか、何本かピックアップしてみました。

リーズナブルなダイコン、おすすめは?

私がダイビングを始めた頃のダイコンは、警告音のアラームが鳴らなかったり、液晶が暗くてバックライトが点かないと水中では見難かったりしましたが、今どきのダイコンは、ここに紹介した製品であれば、何れもそうした最低限の性能は十分に有した商品ばかりです(汗)。

その上で、リーズナブルに安くダイコンを購入したい場合に気にしたいのは、価格の他に、電池の持ちと、将来的にナイトロックスへの対応でしょう。


AQUA LUNG(アクアラング) i100

以上の点を踏まえると、デビューを果たしたダイバーが初めて買うダイコンで、最低限の機能を供えつつ価格が安くておすすめのダイブコンピュータは、AQUALUNG(アクアラング)の「i100」が私のイチ押し!…かな?(笑)。ナイトロックスに対応し、ワンボタン式の簡単操作、電池はユーザ自身で交換可能、オプションのUSBケーブル(7千円位)を購入すればPCとの接続も可能です。これで3万円以下で購入できるのは、たいへんリーズナブル!。ちょっと画面が大きく厚さもあり、重さ(110g)もあるので、普段使いは出来ませんが、ダイビング旅行の行き帰りぐらいであれば、何とか腕時計代わりに着けて出掛けられそうです(笑)。もう少しコンパクトな方が良ければ、後継の「i300C」(4万円前後)や、デイリーユースのスポーツウォッチとしても使えそうな「i200C」(5万円前後)もあります。

アクアラング i100

AQUA LUNG(アクアラング) i100 ダイブコンピューター

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感想(6件)

 

アクアラングのi100と似た様なコンセプトのダイコンは、他のメーカーも同様にラインナップしていて、スントの「ZOOP NOVO(ズープ・ノボ)」や、マレスの「PUCK PRO +(パック・プロ・プラス)」、クレッシーの「LEONARDO(レオナルド)」など、3万円から4万円前後で買うことができます。何れもダイブコンピュータとしては有名なメーカーの製品なので、安心して購入できそうです。サイズ感は、何れも似たり寄ったりです。後は、価格と自分好みのデザインで選んでみては如何でしょうか?。

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所有感で自己満足、おすすめは?

本格派ダイバーの方には叱られてしまいそうですが(汗)、そうした皆さんは自身の経験と判断で最適なダイブコンピュータを選ばれると思うので、あくまで休日ファンダイバーとして、私が見栄とハッタリで選ぶなら、今は、ガーミンの「Descent Mk3i」(最上位のチタンモデルの定価は 278,000円)が欲しいです!(笑)。2018年の Descent Mk1 のデビュー以来、ダイバーの間で高い関心を集めているDescentシリーズですが、2020年秋に新モデル「Descent Mk2/Mk2i」が、2023年12月には最新モデル「Descent Mk3シリーズ」が発売開始となりました。

Descent Mk3シリーズには、最大8人のダイバーのタンク圧をモニタリング(別売のデバイスが必要)したり、水中でダイバー同士の定型メッセージをやりとりしたりできる「SubWave」に対応する、ケースサイズが51mmの「Descent Mk3i」(¥248,000/¥278,000)と、同43mmの「Descent Mk3Si」(¥218,000)があり、前者はシリコンバンドモデルかシリコンバンド+チタンモデル、後者はBlackかFrench Grayのカラーが選べます。SubWaveなしの43mmケース「Descent Mk3S」(¥187,000)は、Fog Grayカラーのみです。

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GPS機能を搭載したスマートウォッチやウェアラブルコンピュータでは、登山やランニング、ゴルフなど、トップアスリートなら誰でも知っている GARMIN(ガーミン)製。Descent Mkシリーズは、腕時計サイズのダイビングコンピューターで、オプションのトランスミッターに接続して残圧計測も可能です。その上、フルカラーマッピングと位置参照を備えた、水面でのGPSナビゲーション機能を世界で初めて搭載。さらに、登山、ランニング、サイクリング、スイム、ゴルフ、心肺計測など、マルチスポーツ機能から外出時に連絡を取るためのスマートな通知機能まで、Garmin fenixシリーズ最高峰の機能を搭載しています。デザイン的にも、極めて洗練されたエレガントさが魅力で、普段使いしても全く違和感なく、むしろ注目されること間違いなし!。アクティブに多彩なスポーツを楽しむ、ステキな大人のスポーツマンには、最適の一本でしょう。

ただ、さすがに高すぎるという方には、価格がこなれた旧モデルの「Descent Mk1」や、Mk2からタンク圧力モニタリング機能を省いた「Descent Mk2S」は如何でしょう?。

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 人気のダイビングコンピューター、主要ブランドの紹介

 1.SUUNTO(スント)

スントのホームページスント(SUUNTO)は、フィンランドフィンランドのメーカーにある精密機器メーカーです。1932年にヴォホロネン氏が液体封入型コンパスを発明し、1936年にスント社を設立。主に、フィンランド国防軍にコンパスを供給して成長を果たしました。そして、1970年にダイビング用コンパスを発売してダイビング分野に参入。1987年に、世界初となるダイブコンピュータ「SME-ML」を発売し、10年後の1997年には、世界初の腕時計サイズのダイブコンピュータ「Spyder」を発売しました。以後、ダイビング分野だけでなく、アウトドア用のコンピューター式腕時計を発売。今では登山やフィットネス、ランニング等のスポーツウォッチ/スマートウォッチの業界において、ガーミン(Garmin)やエプソン(EPSON)と並ぶ、世界的な人気ブランドです。

スント(SUUNTO)のダイブコンピュータは、腕にはめる「リストタイプ」でも、①腕時計に近いサイズで、普段身に着けていてもデザイン的にスタイリッシュなDシリーズ(DX、D9、D6、D5、D4)のほか、②ダイビング用に特化したデザインの腕時計型(HELO、VYPER、ZOOP)と、③大画面タイプのEONシリーズ(EON STEEL、EON CORE)、④インジケータ―タイプのCOBRA3がラインナップされています。ちなみに、既に廃版となってしまいましたが、映画やドラマ「海猿」で主人公の仙崎大輔(伊藤英明)が使っていたスントの「STINGER」(スティンガー)や、ユーザによる電池交換を可能とした「MOSQUITO」(モスキート)は、当時、爆発的な人気を博しました!(笑)。

スントのダイビングコンピュータ一覧

スントのダイビングコンピュータでいま一番の注目株は、「SUUNTO D5」でしょう。カラーディスプレイとデジタルコンパス、充電式バッテリーを搭載し、Bluetooth無線通信でスマホのSuuntoアプリとの連携やソフトウェアのアップデートが可能。本体自体の5色展開に加えて、豊富なカラーと素材の異なるストラップが多数用意されており、好みに応じて交換が可能です。フィンランド製で、メーカー希望小売価格は素材タイプにより異なり、99,000円~108,000円(税込)。

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一方、スントのダイビングコンピュータでリーズナブルな価格でお勧めなのは、「ZOOP NOVO」。普段使いには向かないサイズですが、逆に大きく見やすいバックライトディスプレイは視認性が高くて便利です。ナイトロックスにも対応していて、カラーはブルー・ブラック・イエローの3色、フィンランド製です。メーカー希望小売価格は 43,000円(税込)。

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[ SUUNTO ] スント ZOOP NOVO (ズープ ノボ)

価格:42570円
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 2.TUSA(ツサ)

ツサのWebサイトTUSA(ツサ)は、日本日本のメーカーの総合スポーツ用品メーカーである株式会社タバタの、ダイビング用品のブランドです。タバタ(Tabata)は1952年の創業で、従業員数は210名。スクーバダイビング器材のほか、スイミング用品、ゴルフ練習用品、健康用品などを製造・販売しています。台湾タバタで製造されているスクーバダイビング用マスク、スノーケル、フィンの生産量は、世界一だそうです!。

現在発売されているTUSAのダイブコンピュータは、いずれも普段使いも可能な「リストタイプ」のダイコンで、ソーラー充電がウリです。以前にも世界に先駆けて、スクエア型で大画面表示のリスト型コンピュータ「IQ-800」シリーズを世に送り出すなど、先端的な機能を採用してきたツサですが、2014年にはダイブコンピュータで世界初のソーラー充電式「DC Solar IQ1202」を発売しました。

ツサのダイビングコンピュータ一覧

ツサのダイビングコンピュータの最新機種「 IQ1204」は、ソーラー充電式で、4mixガス対応で本格的な加速減圧ができ、TUSA独自の減圧症を予防する「M値警告機能」を搭載、Bluetoothでスマホにログデータを転送することが出来ます。16色もの豊富なカラー展開で、メーカー希望小売価格は99,000円(税込)です。

一方、リーズナブルな価格でお勧めなのは、限定生産のためカタログ落ちしてしまいましたが、2021年発売の「IQ1301N」(TC1/IQ1301後継)です。手軽なUSB充電式で、ナイトロックス・エンリッチにも対応。スマートなデザインで、普段使いもできそうです。買値の目安は 37,000円位から。

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 3.Aqua Lung(アクアラング)

アクアラングのWebサイトAqua Lung(アクアラング)は、フランスフランスのメーカー世界最大のダイビング器材メーカーです。日本にスキューバダイビングを紹介したのは、アクアラングの米国法人で、当時の日本では、スキューバダイビングのことを『アクアラング』と呼んでいたそうです。

世界最大手の産業ガスメーカーである、フランスのエア・リキード社の技術者によって、1943年に世界で初めて、レギュレーターが開発されました。そして1946年には、世界で最初のレギュレーターを製造販売する La Spirotechnique(ラ・スピロテクニック社、後にAqua Lungと社名を変更)が設立され、スポーツや娯楽としてのスキューバダイビングが、世界中に広まっていきました。1990年に、ダイビング・ベストでは世界最大手となるアメリカの機材メーカー Sea Quest(シークエスト)社を買収。他にも、Apexx(エイペックス)やDEEP SEE(ディープシー)、Aqua Sphere(アクアスフィアー)といったブランドを、その傘下に収めてきました。

アクアラングのダイブコンピュータは、腕にはめる「リストタイプ」でも、①普段身に着けていてもデザイン的にスタイリッシュな、最新のソーラー充電式の「CALM」(カルム)と、「i470TC」「i300C」「i200C」「i100」のほかに、②ダイビング用に特化した見やすいスクエア画面でカラー液晶の「i330R」「i770R」「i770R(WT/PETROL)」等があります。

アクアラングのダイビングコンピュータ一覧

アクアラングのダイビングコンピュータの最新機種新製品は、「Calm ACT(カルム アクト)」。2024年初夏発売予定で、見やすいカラー液晶ディスプレイに、水中表示は文字の大きいノーマル表示と多情報表示のマルチディスプレイの切替が可能、ソーラーバッテリーに加えてUSB充電も可能な、とても利便性が高いモデルとなっています。本体価格は 126,500円(税込)、Transmitter2 付き価格は 165,000円です。

一方、アクアラングのダイビングコンピュータでリーズナブルな私がイチオシのダイコンは、最初にも紹介した「i100」。ちょっと普段使いには大きすぎますが、逆に見やすいですし、なによりダイビングコンピュータとしての基本性能を抑えながら実売価格3万円を切って買えるのはとても魅力的です!。

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AQUA LUNG(アクアラング) i100 ダイブコンピューター

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 4.MARES(マレス)

MARESのWebサイトMARES(マレス)は、イタリアイタリアのメーカーのダイビング器材メーカーです。個人的に、マレスのデザインがとても気に入っていて、私が最初に買ったダイコンは「マレス ネモ(NEMO)」でした。思い返せば、イタリアのオシャレなデザインとロゴが気に入り、ウン十年前にCカードを取った時に最初に買った3点セットもマレスでした。!(笑)。

1949年にイタリアで創業したマレス社は、当初はマスクとスピアガン(銛を発射する水中銃)を主力商品としていました。1989年に、スキー板やテニスラケットメーカーのヘッド社と、スキーのビンディングメーカーのチロリア社とともに買収され、オランダを本拠地とする HTM(Head-Tyrolia-Mares) Sports Holding BV(HTMグループ)の傘下に入ります。HTMグループは、1998年にレギュレーターで有名な米国アメリカのメーカーのDacor(ダコー)社を買収し、マレスはダコーブランドを吸収する形で、総合ダイビング器材メーカーとして成長してきました。

マレスのダイブコンピュータは、腕にはめる「リストタイプ」でも、①普段身に着けていてもデザイン的にスタイリッシュな、「シリウス」「SMART」「SMART AIR」「PUCK PRO +」のほかに、②ダイビング用に特化した見やすいスクエア画面の「QUAD」「QUAD AIR」と、カラー液晶の「ICON HD」に加え、2019年に新開発の減圧アルゴリズムを搭載した「GENIUS」(ジーニアス)等があります。

マレスのダイビングコンピュータ一覧

マレスのダイビングコンピュータで最近話題となっているのは、2019年新発売された「GENIUS(ジーニアス)」。5つの高圧ガスプローブからのデータを受信してガス供給量を統合的に管理することができ、残っているガス量に従って潜水時間及び減圧時間の両方を最適にしてくれる優れモノ。見やすい2.7インチのバックライト付カラーディスプレイは、傷のつきにくい強化ミネラルガラス製。もちろんトランスミッターに対応し、バッテリーは充電式です。ただし、メーカー希望小売価格は13万円ほどなのですが、昨今の円安で割高感が否めません…。


一方、マレスでもリーズナブルでお買い得なダイコンは、最初にもおすすめした「PUCK PRO +(パック・プロ・プラス)」。ちょっと普段使いには大きすぎますが、逆に見やすいですし、2種類までのナイトロックス混合ガス(21~99%)でのダイビングを管理することが出来るなど、基本的な機能は見劣りしません。買値の目安は、4万円位から。

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 5.Cressi(クレッシー)

クレッシーサブの日本語サイトCressi(クレッシー)は、イタリアイタリアのメーカーのダイビング器材メーカーです。以前はクレッシーサブ(Cressi-Sub)という社名でしたが、いつの間にか”Sub”が消え、現在はクレッシー(Cressi)社と名乗っています。世界90か国以上で様々なウォータースポーツの製品を開発販売していますが、今でもそれら製品の70%以上が、イタリアで製造されています(MADE IN ITALY)。

クレッシーのダイブコンピュータは、いずれも腕時計型の「リストタイプ」のダイブコンピュータですが、コンパクトなウォッチタイプと、普段使いには大きいですが見やすい大画面のダイコンがあります。2020年には、最小限の機能を供えた、とてもリーズナブルなダイビングコンピュータ「DONATELLO(ドナテロ)」を発売。ダイコンが初めてというダイバーにもお勧めできる、1ボタン式のシンプルな操作性が特徴です。

クレッシー・サブのダイビングコンピュータ一覧

クレッシーのダイブコンピュータで私がおすすめしたいのは、2020年発売の「DONATELLO(ドナテロ)」。操作ボタンが一つだけで、初めてのダイビングコンピューターにもおススメできる使いやすさと、プロ級の上級者も納得できる機能が揃っています。普段使いには大きいですが、その代わり画面は大きくて見やすいハイコントラストディスプレイ。CR2430リチウム電池を使用していて、ユーザー自身での電池交換も可能です。

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 6.GARMIN(ガーミン)

ガーミンのホームページGARMIN(ガーミン)は、1989年にスイススイスのメーカーで設立されたGPS通信機器のメーカーです。現在、主要な経営機能は米国 Garmin International Inc.,(NASDAQ)が担い、最大の製造拠点を台湾に置いています。

ガーミンは、元々はGPS通信機器メーカーで、GPS機能を搭載した登山用ウェアラブルコンピュータや、GPSを利用してグリーンまでの距離を計るゴルフ用のGPS距離計などでは、とても有名なメーカーですが、満を持して2018年2月に、GPSの位置情報を活用した最初のダイビングウォッチ「Descent Mk1」(ディーセント マークワン)を発売しました。充実した最新機能を搭載した腕時計サイズのダイビングコンピューターで、フルカラーマッピングと位置参照を備えた水面でのGPSナビゲーション機能を世界で初めて搭載しました。さらにスマートウォッチとしても、マルチスポーツ機能から外出時に連絡を取るためのスマートな通知機能まで、Garmin fenixシリーズ最高峰の機能を搭載しており、日常の消費カロリーなどを計算するライフログ機能、心拍数を計測しトレーニングに活用する心拍計機能&トレーニング計画・分析機能、ピッチ計測なども可能なランニング機能、グリーンやハザードまでの距離計測やデジタルスコアカードも付いたゴルフ機能、アウトドアレクリエーション機能、サイクリング機能、スイム機能まで、ありとあらゆる日常のアクティビティシーンで活用することが出来る、まさに万能のスマートウォッチであり、スポーツ用としては最高峰に位置するウェアラブルコンピュータです。

そして2020年秋には、新モデル「Descent Mk2」(¥198,000)と「Descent Mk2i」(¥236,000)が登場し、2023年12月には最新モデル「Descent Mk3シリーズ」が発売開始となりました。Mk3シリーズ(SubWave対応)では、「Descent T2」トランシーバー(送受信機)をつけることで、自分のエアの残圧を手元で確認でき、自分だけでなく最大8台までバディのタンク残圧と水深、バディと自分との距離も確認が可能です。さらに、簡単なテキストメッセージの送受信を行なうことができ、ハンドシグナルに気がつかないときや水中で見つけた魚を知らせたいとき、撮影に夢中になってチームを見失ってしなったときなど、水中での新しいコミュニケーション手段として活用できます。さらにダイブコンピュータとしての機能以外にも、ガーミンお得意のスマートウォッチとしての機能も充実。ゴルフやフィットネスなど多様なスポーツアプリ、光学式心拍計や血中酸素トラッキングなどのヘルス機能、睡眠スコア付きの睡眠モニタリング、多彩なナビゲーション&地図機能、Suicaのタッチ決済やスマホの電子メール受信、音楽配信サービスの利用など、使い切れないほど多種多様な機能が搭載されています!。

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一方、ガーミンのダイブコンピュータの中にも、もう少しリーズナブルな価格で買える「Descent G1」という機種がラインナップ。水中コンパス、ダイブログ、水面でのGPSなどのダイビングに役立つ機能を満載していながら、さらに日常生活でも役立つ通知機能や健康トラッキング、Suicaも利用できると言うのですから驚きです!。これでいて、メーカー希望小売価格は88,000円(税込)から、ソーラー充電モデルは99,000円(税込)。

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